当院の入れ歯が選ばれる理由（５）

治療期間を延ばさない入れ歯づくり

入れ歯の治療は、「今日やってその日のうちに終わる」というような簡単なものではありません。

そのため、治療中は「歯なし」の状態で過ごさなければいけないのかと、不安に思われる方もいらっしゃると思います。

でも、どうぞご安心ください。当院なら「歯なし」の状態でお過ごしいただくことは、1日たりともありません。

歯を抜く必要がある場合でも、抜歯の前に仮の歯をあらかじめ作製しておき、抜歯直後からお使いいただけるようにしています。治療期間中は仮の歯が使えるので、「歯なし」の期間は発生しないのです。

これは「即時義歯（そくじぎし）」といい、高度な技術と多くの手間がかかる治療なのですが、歯のない期間が少しでもあれば、患者さまに生活上のご不便をかけてしまいます。患者さまが困ることがないように、手間を惜しむことなく対応するのが当院の方針です。

また、治療期間が長すぎると患者さまの通院の負担が増してしまうため、できるだけ短期間での治療を心がけています。

歯科医師にありがちなのが「自分の理想の治療」「こうあるべきだ」を、患者さまに押し付けてしまうこと。医学的・学術的に完璧な治療を、ついつい追い求めてしまう、歯科医師の性のようなものでしょうか。

しかし歯科医師の理想の治療が、必ずしも患者さまのご希望と一致するわけではありません。例えば、100点満点の治療をするには1年かかる、90点なら半年で済むという場合、どちらを希望されるかは患者さまによって異なるでしょう。

理想を押し付けて、むやみに治療期間を延ばしてしまわないよう、お一人おひとりのご希望をしっかりとお聞きすることが大切です。患者さまにとっての「最良」を一緒に見つけながら、治療のご負担を軽減したいと考えています。

当院で施術した、ドイツ式入れ歯・テレスコープ義歯の症例を画像でご紹介します。